生まれてきて良かったと思うこと。

*soramegu*

2010年11月01日 13:09





本日長男の学校の授業参観と学級懇談会でした。
授業参観のテーマは「命」。

体重わずか500gで生まれ全盲というハンディが
ありながらいろんなことに挑戦している女性の話をもとに
子供たちが命について話し合います。

少しずつ心模様が複雑になっていく5年生という年頃の子どもたちが
今 ここでもう一度原点に返る機会を作りたいという先生の愛情いっぱいの
授業でした。

事前に親は子供を産んだ時のこと、日々どういう思い出子供を育てているか
記入し 子供たちがそれを 静かに読み感想を書くという時間もあり
その真剣なまなざしに思わずぐっときそうになりました。

そして掲示してあった
「生まれてきて良かったとおもうこと。」の内容。

ゲームしてる時
マンガ読んでる時
なんて子供らしい文章(笑)の合間に


人に感謝されたとき
家族や友だちと笑ってる時
人の役に立っているとき

という文章があり、

ここに人間の本質を感じたような気がしました。

人は一人では生きられないってことにも繋がるなぁ・・・と


以前 沖縄時代に学校の子育てワークショップで 「産道くぐり」なるものを体験しました。
大人12人くらいがが生身の体で背中あわせにがっちりスクラムを組み、
一人一人がその背中と背中のぴったりくっついている中を通るという なんとも説明しずらいものなんですが
とにかく 狭くて苦しくて暑くてなかなか前に動けなくて タイヘン!!!
途中でへこたれそうになって休憩したりしながら
出口に向かって這い出ようとします。

その時 私は不思議な気持ちになっていました

「こんなところであきらめられるか~。
周りの人にこの光をわけたい(今思えば意味不明/笑)。
周りの人に喜んでもらえるようなことしたい!」って
思って汗だくで出口の光を目指しました。

あとからインストラクターの方に聞いたら
それが 生まれてくるときに自分が思っていたことらしいです。

ほぉ~
そうだったのかぁ・・・。
なんで忘れちゃったんだろ・・・


小学生でも、というか小学生だから
そういう本質的なことに素直にうちあたいしたのかな・・という気がしながら
(素直でかわいいだけじゃないのが小学生だったりもしますが)
貴重な授業を受けてきました。



自宅に帰ってから長男に
「自分はなんで生まれてきたと思う?」って
さりげなく聞いたら
開口一番

「楽しむため!」


と元気な返事が返ってきました♪

なんかそれっていいね(笑)
楽しくないとね。



そして毎日楽しそうで何より。

多分長男にとって一番楽しくないのは
私の小言、嫌味・・・なんだろうな

(猛反省)













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