今日は私の自慢の長男のお話を・・・
長男はサッカーが大好きで
サッカーしてる時はたくましく見える10歳児です。
普段はもうほんとぉ~に どうしようもないくらいの
天然で おとぼけで のんきなちょっと個性的な男の子です。
このおとぼけ長男と壮絶なバトルをした
去年の夏のお話です。
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毎日毎日忘れ物をするkぽん。
ある朝のこと。
「いってきまぁす」といつものようにまったりと言う
わが子を玄関で見送りました。
長男Kぽんは仲良しのお隣のお友達を迎えに行き
おしゃべりしながら階段を下りて行きます。
しばらくすると階下からとっても楽しそうなはじける笑い声。
なんて楽しそうなの~。朝からあんなに笑ってて良い朝だ~
なんてほっこりしていたら
下から全部の家に聞こえる程の大声で
「ままぁ~!ランドセル忘れた~!そこから投げて~」と
ゲラゲラ笑ってる・・・
あぁぐったり 朝からぐったり まったくもってぐったり と
とほほ・・・に思いながら
ランドセルを持って下に降りたのでした。
またある日は机の上に消しゴムが!
あぁまた忘れてる。きっと困ってるよね。届けようかなぁ。
でも届けたら お母さんがなんでもしてくれるって自立できないかも・・・
とひとしきり悩んでその日は心を鬼にして消しゴムを届けないことに決め
帰ってきた長男に消しゴム忘れたでしょ!?って
聞くと
「忘れたぁ~。でもみんなが 少しずつ ちぎってくれたから
全然大丈夫だった~増えたし~」
と笑っているし・・・・
そんなエピソードは数えきれないのです。
去年の夏のこと
毎日毎日繰り返される我が家の会話。
時間割揃えた?鉛筆削った?
宿題やる?
と何度も何度も夕方から聞く私に
だいじょうぶだいじょぶと遊びに行くのんきなKぽん
安心して夕飯支度して習い事の送迎をし
一緒にお風呂に入ってすっかりリラックスモードになり
やっとビールが飲める・・・!と
思った瞬間
「ままぁ~明日使う墨汁と半紙がなかった。筆も先がとれちゃってた」
・・・・・・・・・
ぷ・・・・・・・・
ぷ・・・・ち・・・・
ぷ・・・ち・・・ん
ぶちっ!!!!!
と堪忍袋の緒が切れ
窓を閉める余裕もなく
「もぉ~!!何度言ったらちゃんとできるわけ!?(長いので省略)
もう学校なんかやめてコーヒー農園で働いたらいいさ」と
怒り心頭の私。
泣きまくるKぽんを横目に燃えるごみの袋に
ランドセルも教科書も放り込み
叱りまくりの
もうそれはそれはかつてないくらいの壮絶なおやこバトルに
なったのです。
しかも私はドカンと怒った後に
更にこんこんと言い聞かせるお説教が長いタイプ
もう22時を回っていて
次男はそんな険悪な中
自分で布団をひいてすやすや眠っていました・・・・(汗)
けど明日使うものを買わないわけにはいかないし
Kぽんも相当ダメージを受けるくらい反省しているし
仕方ない メインプレイスに行こうと
身支度を始めてると
Kぽんがほっとしたような顔をして
「まま 買いに言ってくれるの?ごめんね」
と部屋にかけて行きました。
そして
自分のお財布から500円玉を出して
私に渡そうとするので
私はその瞬間猛烈に反省して
こんな風に気を遣わせるほど叱りつけて
母親失格だ・・・と自己嫌悪に陥り
「いいよ。お金なんて。反省してくれたらいいだけだし
ままも言い過ぎちゃったし。思い出した分は
とってもおりこう♪ まま 今から急いで買いに行ってくるから
おうちでお留守番しててよ。お隣さんにもお願いしとくからね」
と反省を込め優しく話すと
「違う違う。あのさ。
コロコロがもう発売になってるからついでに買ってきて☆」と
すっかり立ち直っているKぽん
そして怒りリターンの私・・・・
再び長い長い夜が始まったのでした。
やれやれ。今思い出すと笑ってしまいますが
我が家の脱力系の本家本元は 間違いなくKぽんです。
後日。
ぐちを言う私に友だちが
どうしてわが子がランドセルをしょってない時点で気付かなかったのか?
と鋭い指摘あり・・・(笑)