出産ストーリーとせんべい女

*soramegu*

2010年06月21日 23:23

先週くらいに。
珍しく 夕方にテレビを付けたら
「14歳の母」というドラマが再放送されていて

赤ちゃんが出ていたので
「かわい~」と思わず見入ってしまいました。

その赤ちゃんが2キロに満たない低体重児で仮死で
脳から呼吸の命令がいかない時がある無呼吸で
自力でミルクが飲めなくて・・・

まぁ!まるでYたん☆

私の場合
妊娠中と出産後は超順調だけど
出産時にトラブル体質なのかしら?(2回しか経験ないけど)
一人目は早期胎盤はく離の早産 出血多量。
二人目は上記の通りで、私自身もこれまた出血多量絶対安静。

・・・・・思い出すたびに生きてることが奇跡!としみじみしちゃいます。
多分感謝の気持ちの足りなかった私のために
神様がそういう出産にしてくれたんだはず。


女子が3人集まると結構出産のときの話が出たりしませんか?
自分の出産。自分の親の出産話などなど
それぞれにストーリーがあって涙あり笑いあり。
ものすごいツワモノもいたりして!
そんなことに思いをはせながらドラマをしっかり見てしまいました。
(あぁ。みんなの話も聞きたいな。)


私にとって印象的な話はYたんの時の
真夜中のせんべい女・・・

ハイリスク妊婦たちが集まる病室で

夜中に
真っ暗闇で
おせんべいを食べている妊婦がいました。
音が出ないようにすっごい気を使って
くぐもった音で布団の中で
食べているのが
聞こえちゃうのです。

寝ながら・・・
布団の中で・・・

気づいたとき笑わないように我慢していたけど
我慢すればするほど
なんだか
おかしくておかしくて
思わず噴き出しちゃったら

その人が
「おなかがすいてすいてがまんできんやったんよ~」とポツリ。

そしてら他の妊婦たちも
気づいていて黙っていたようで
みんな一斉に大笑い!
しつこいようですが真っ暗やみの深夜の病室で。

それ以降みんなでとても打ち解けて
ハイリスク出産+生まれた子供はみんなNICUという
重たい状況にも関わらず
ものすごい楽しい入院生活を過ごすことができました。


あのせんべい女(その時その人についたあだ名)が
いてくれたから
Yたん出産後のいろんなせつない状況に
耐えられたんだなぁと思うと

神様っているんだなって思うし
笑うのってホントすごい薬って思います。











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